2016年8月30日火曜日

日本の布箱プロジェクト

日本の布箱プロジェクト
















これは数年前に
都内の「せたがや縁側cafe」さんとHaco Textileが始めたものです。

日本には素晴らしい伝統織物がたくさんあります。
また、その世界が小さくなってきている状況があります。

日本の織物は
人の手によって、ていねいな作業でつくられています。
そんな姿を見て
もっとたくさんの人に、日本、世界の人に
知ってもらいたい。
伝えていきたいと。
そんな考えが形にしたのが
「日本の布箱プロジェクト」です。

すばらしい情報が掲載です。
拝見してみてくださいませ。

facebookより
https://www.facebook.com/47jtb/


Haco Textile
布箱研究家 森 昭子

2016年8月29日月曜日

ガチャピン



黄緑色で
ふさふさで
キラキラしてるテキスタイルは
伝統織物ふじやま織。

「ガチャピンシリーズ」です。

ハコテキスタイルのテキスタイルデザイナーエミさんは、
過去にこちらの色違いでジャケットを作られていました。

黄緑色のふさふさをハコにしたら
「ガチャピンのハコ」となりました。

ハコテキスタイルでは
お道具箱が基本にあり
まずお道具箱で試作いたします。、
行程は

サイズの決定→いろんな材料の選定→設計→試作→検証→設計。試作。。検証。。。
→くりかえす→完成
となります。
このテキスタイルは困難な素材。
だからとても思い入れのあるシリーズとなりました。

「ガチャピン」

お問い合わせは
Haco Textile
info@hacotextile.com
055-276-1555


Haco Textile
布箱研究家 森 昭子






2016年8月25日木曜日

真鍮の魅力

「真鍮」
キラキラな輝きと
月日が経ったとき酸化して深い色味を出す金属。
「黄銅」と云われ銅の中に亜鉛を含んだ合金です。
最近真鍮のジュエリー作家さん多いですね。
それは、視覚的な美しさと、手にとったときの重み、
磨いたり、そのままを楽しんだり、
「自分のもの」という歴史を感じられる。
そんな魅力があるのではないでしょうか。

ある職人さんから真鍮をお預かりしてからもう1年。
ハコテキスタイル何かしたいと考えながら
最近きらりとひらめいたので取り掛かります。

さあ。

どんなハコに仕上がるのでしょう。
ご報告は、数日後。

Haco Textile
布箱研究家 森 昭子


手のひら真鍮の入れ物


2016年8月24日水曜日

9月ハコつくり教室

横浜そごう9Fで行われるハコつくり教室

丸いハコを制作いたします。
前回お休みされた方もご安心して受講いただけます。

一度は制作してみたい
「丸いハコ」


場所:横浜そごう9F 読売カルチャー内
日時:9/4(土)13:00~2H
材料費:ベースの紙・布(つくる大きさによって異なります。)4,000円程度
※その他よみうりカルチャー様への入会費、受講料が必要となります。

お問い合わせ
Haco Textile
info@hacotextile.com
055-276-1555

キラキラ玉虫と格子ブラック


2016年8月22日月曜日

子宝ハコとマトリョーシカ

ハコテキスタイルの「子宝ハコ」は入れ子の箱をいいます。
開けると同じ箱。
重ねていくとかわいくて。
「マトリョーシカ」みたい。

では「マトリョーシカ」とは?

ロシアの工芸品で、木の人形を開けると、
同じような人形がまた出てきて...。
パリ万博で世界に伝わりましたが
歴史は100年ほどで、発祥は実は日本なのです。

では、その発祥とは?

それは箱根のお土産七福神の木工人形「入れ子人形」
日本版「マトリョーシカ」
残念なことに今、これを作る方はいなくなったそうです。
「入れ子人形」の方が先人ですが、日本でも「入れ子人形」より「マトリョーシカ」の方が認知度があります。
「マトリョーシカ」は当時の大富豪が現代風に表情を持たせて
工場と作家によって特徴があり
一つ一つ手作りでロシアの各都市で作られています。

日本では「七福神人形」がモチーフで、幸ありそうです。
ロシアの「マトリョーシカ」には
子孫繁栄。
またお守りの意味があります。
一番小さな人形に願い事を吹きかけて閉めると願いが叶うという伝えもあります。

「入れ子。」
ハコテキスタイルでは
入れ子の箱を「子宝ハコ」と提案しております。


Haco Textile
布箱研究家 森 昭子

ハコテキスタル貯蔵マトリョーシカ


2016年8月19日金曜日

まるいハコ

「まるいハコ」のご紹介。

小さな箱から大きな箱まで
お好きなテキスタイルでお作りしております。

四角い箱よりすこし土台が軽いものを使用しております。

Haco Textile
info@hacotextile.com
055-276-1555


ふじやま織のキラキラな箱たち
メロンテキスタイル×ピンク
水玉テキスタイル×オレンジ

2016年8月18日木曜日

カルトナージュとは

Haco Textile

販売、教室をしているとよく言われます。
「カルトナージュですね?」と。
ありがとうございます似てるけど、異なります!
こだわって「布箱」です。
箱(BOX-haco-)&布(Textile)=Haco Textileです。
コンセプトと発祥も別物なのです。

それでは、簡単にカルトナージュをご説明いたします。

カルトナージュとは

厚紙(carton)で組み立てた箱などに紙や布を貼り付けて仕上げたもの。
18世紀頃、南仏で蚕を入れる紙箱に装飾を施した物が発祥と言われている。
フランスでは紙で装飾することが多いが、日本では布を用いることが多く、しばしば「布箱」とも称される。
本の表紙などでは箱物の露出が多いが作品の種類は多岐に渡り、フォトフレームやファイルなどの平面作品、
フランスの熟練職人は家具に至るまでカルトナージュで制作している方もいるそうです。

付け加えますと
蚕の卵を運ぶ会社が蚕の卵箱をつくりその箱が世の中に評価され
装身具商や香水商が取扱った。
19世紀、上流の婦人達が布箱作りをしはじめた。
そうです。

ですが
「19世紀半ばに発祥した」という意見もあったり。
「額装と深くつながり」もあり。。

ご説明はたくさんですね

ではまた


Haco Textile
布箱研究家 森 昭子

Recommend! 飾り箱 -多角形のハコ-

Recommend!


都内百貨店で以前販売もさせていただきました。
京都 koha* さんのテキスタイルで
多角形の「飾り箱」

【生け花ワルツ・ジェイド】

内側は「ふじやま織」のサーモンピンクの重厚サテン

その他色々展開させていただいております






















上から
【生け花ワルツ】×サーモンピンク
【ひなげしコーラル】×オレンジ
【藤と蝶々】×パープル
【梅ほころぶ】×朱色
【セラドン】×ピンク

品薄商品もあります。

お問い合わせは

Haco Textile
info@hacotextile.com
055-276-1555


























2016年8月17日水曜日

ナントカ箱

日本には、昔からある箱の名称と
以降派生した造語の「~箱」という単語もあります。
「箱」がつく単語は相当数多いので
絞って紹介いたします。

「ナントカ箱」

辞書でざっと66個は見つかります。
意味は長くなるので省略します。

御箱/空き箱/当たり箱/後箱/泡箱/暗箱
/受け箱/押し箱/御払い箱/折り箱/重ね箱
/金箱/通い箱/空箱/木箱/救急箱/共鳴箱/霧箱
/櫛箱/薬箱/化粧箱/下駄箱/慳貪箱/香箱
/骨箱/小箱/芥箱/賽銭箱/先箱/仕事箱/私書箱
/品箱/重箱/状箱/硯箱/砂箱/巣箱/千両箱/台箱
/玉手箱/茶箱/手箱/電離箱/道具箱/飛び箱
/ドル箱/流し箱/配電箱/挟み箱/箸箱/祓箱
/針箱/びっくり箱/火箱/百葉箱/札箱/豚箱/筆箱
/文箱/当箱/ボール箱/本箱/乱れ箱/目安箱
/郵便箱/用捨箱

目がチカチカします。

でも気が付きました。
「へそくり箱」がない!
Haco Textile のハコシリーズに「へそくりハコ」=壁掛け
を造語でハコのタイトルとして付けていました。

そういえば
「運ぶハコ」=箱のバッグ
「過ごすハコ」=ワインボックス
など、助詞が付かないネーミングの箱を世に送りだしています。
世の中にワクワクする箱がたくさん広がるといいですね。


Haco Textile 
布箱研究家 森 昭子













Haco Textile -ハコテキスタイル-の誕生

Haco Textile

誕生は、父と娘の思い出がはじまりです。

祖父と父が営んでいたのは
印刷・製本会社でした。
IT技術が広まる前まで
建設物、工事物の官公庁向けの報告書類は図面をまとめた厚い上製本でした。
それも数冊の本をまとめて入れる大きな箱の依頼もありました。

その箱を作っていたのが父親でした。
娘のわたくしは転校を数回経験した際
以前の学校では「茶色い」お道具箱
次の学校では「黄色い」お道具箱で。。

「みんなと一緒がいい!」
茶色じゃなくて黄色いのがいいと泣いていると
父は私に手作りの黄色いお道具箱を作ってくれました。
それも、学校の机にぴったりサイズで、使いやすいフタにしてくれました。
もちろんみんなと同じ既成の黄色いお道具箱ではありません。
でもとっても気に入って、私はみんなに自慢して卒業まで大切に使いました。

そんなことで
わたくしは父の仕事に誇りを持っていて今の会社を手伝うことになりました。

Haco Textile の立ち上げのきっかけ

キラキラな伝統織物との出会いです。
数年前の山梨県”ふじやま織”の「宮下織物」さんとの出会いでした。
「箱つくりをしたい」と、どこか頭の中に持っていた中、
出会ったのが伝統織物”ふじやま織”でした。
世間はナチュラル志向です。
でも女性なら魅了されるキラキラ感、品質と存在感、これは永遠だと。
デザイナーの渡辺絵美さんと意気投合し、
またデザイナーの宮下珠樹さんの活躍に惹かれ
「ここの織物で箱を作りたい!」

そんなことで
2011年Haco Textile を立ち上げました。


Haco Textile
布箱研究家 森 昭子